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ジュゴンとマナティー違いは「尾ひれに注目!」

ジュゴンとマナティー違いは「尾ひれに注目!」

ジュゴンとマナティーがそっくりに見えている人は多いのではないだろうか。
しかし、両者はまったく別の生き物で、そっくりに見えている見た目もエサや生息地にも違いがある。

ジュゴンとマナティーの見た目の違い。
ジュゴンとマナティーでは、尾ひれの形が違う。
ジュゴンの尾ひれは三角形で、クジラの尾ひれのような形をしているが、マナティーの尾ひれは、しゃもじのような丸いヘラ型をしている。
見た目の違いはもう一か所、口の形も違う。
ジュゴンの口は、海の底に生えている海藻が食べやすいように、下向きになっているが、マナティーの口は、海面に浮いている水草を食べるために、ジュゴンほど下向きではない。

ジュゴンとマナティーのエサの違い。
ジュゴンは海藻のアマモを一日に数十キロも食べるため、もしジュゴンを自分で飼おうとすれば、食費が年間数千万円かかると言われている。
マナティーは水草を食べる。もしこちらを飼うとすれば、レタスやキャベツなどの野菜を食べるため、ジュゴンよりもかなり経済的である。

ジュゴンとマナティーの生息地の違い。
ジュゴンは、紅海・インド洋・太平洋など温暖な沿岸地域に生息している。
日本の沖縄にも生息しているが、その数はわずか数十頭と言われており、絶滅寸前の状況である。
一方マナティーは、アマゾン川やアフリカの西海岸の主に川で生息している。
ジュゴンは海で、マナティーは川で生息するため、生息地の違いはとても大きな違いである。

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