違いと意味の目安箱

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コンサートとライブ

コンサートとライブ

コンサートもライブも、日本ではほぼ同じ意味で使われている。しかし、厳密には違いがある。

コンサートとライブの語源による違い。
コンサートは、音楽を聞かせる演奏会全体をさす。生演奏によるライブコンサートや、レコードを聞かせるレコードコンサート、ラジオコンサートなどがある。ライブとは、ライブコンサートの略であり、コンサートの一種といえる。特に生演奏のコンサートをさす。

コンサートとライブの音楽性の違い。
コンサートは、クラシックやジャズなど、比較的落ち着きのある大人向けの音楽に使われることが多い言葉である。また、子供向けのコンサートなどもある。一方、ライブは若者向けのロックやポップスなどの音楽に遣われることが多い。

コンサートとライブの司会者の有無についての違い。
コンサートは司会者が存在し、演目に沿って秩序だてて進められることが多い。統率がなされており、その場限りのノリで時間や演目が変わることはまれである。一方、ライブは司会者が不在で、演奏者や歌手自らが進行を担当することが多い。演目はあることが多いが、即興性が高いため、その場のノリでトークや曲、歌にアレンジが加わることも少なくない。

コンサートとライブの場所の違い。
コンサートはきちんとしたホールで行われることがほとんどである。ライブはホールも多いが、ドームや野外なども多く、場所に限定が少ない。ありとあらゆるところで開催されることがあるのがライブである。

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