違いと意味の目安箱

Read Article

フクロウとミミズクの違いは○○にある!

フクロウとミミズクの違いは○○にある!

フクロウもミミズクも、クロウ目フクロウ科の鳥であり、世界全体では約140種ほどが見つかっている。
日本では現在10ほど生息している。フクロウもミミズクも生物学的には同じ種別に該当する。

フクロウとミミズクの違い

フクロウもミミズクも大きさはカラス程度のものである。優れた聴力を持ち、暗闇の物音を感知して、野ねずみや小動物などを捕獲し食料とする、森の繁みなどに生息する、夜行性の鳥である点では共通する。
共通項が少なくない両者であるが、違いとして顕著なのが、羽角という頭の左右にある一対の羽毛があるかどうかである。この違いで両者を区別する。

そして、一般的には、この羽角がある種を総称して「ミミズク」と呼び、ミミズクを除くものを総称して「フクロウ」と呼ばれている。

フクロウとミミズクの見た目の違い

フクロウとミミズクの見た目はほぼ同じであるが、ミミズクには上記の羽角と呼ばれる羽毛があるのに対して、フクロウには羽角がない。羽角はイヌやネコの耳のようにも見える
ことから、耳があるのが「ミミズク」、耳がないのが「フクロウ」という言い方もされる。 基本的には、羽角しかし、ミミズクの実際の耳はフクロウ同様、頭の左右側面に穴だけがあり、羽毛で覆われているため、外側からは見えにくいので判別するのが難しい。

フクロウとミミズクの名前の特徴の違い

ワシミミズクやコノハズクなど、ミミズクと呼ばれる鳥の名前の終わりに「ズク」が付くのが一般的であるが、すべてがそうであるわけではなく、アオバズクは「ズク」が
付いていても羽角がない。フクロウであるシマフクロウは、「フクロウ」の名が付いていても羽角がある。

英語でフクロウは「owl」と言い、ミミズクは「horned owl(角のあるフクロウ)」や「eared owl(耳付きのフクロウ)」と言う。しかし、個別の種を表す英名では、「Short-eared Owl(コミミズク)」のように、ミミズクを表す語を含むものもいれば、「Eurasian Eagle Owl(ワシミミズク)」のように、ミミズクを表す語を含まないものもあるので、フクロウとミミズクの両者の呼び方を完全に区別することは困難である。

URL :
TRACKBACK URL :

Leave a Reply

*
*
* (公開されません)