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カタツムリとナメクジ

カタツムリとナメクジ

カタツムリとナメクジの違い

カタツムリから殻を取ればナメクジと思われがちだが、同じ 軟体動物門・腹足綱でもカタツムリは巻き貝の一種になる。
ナメクジは 有肺亜目・柄眼目である。
カタツムリから退化し殻が無くなったのがナメクジで、ナメクジ化に属しており両者は異なる。

カタツムリは巻き貝の一種なので、種類によっては食べられるものもいる。
エスカルゴとしてフランスでは料理されるが、食用として飼育されているカタツムリのみである。
ナメクジは食用には適していない。
野生のカタツムリとナメクジには 広東住血線虫という寄生虫が体内にいるので注意が必要である。

カタツムリとナメクジの体の構造の違い
カタツムリの内臓は殻の中にある。
殻が傷つくと修復することができる。
なので殻を取るとカタツムリは死んでしまう。
ナメクジの内臓は体の中に収まっている。

カタツムリとナメクジの生態の違い
カタツムリは殻があるので乾燥や寒さから身を守ることができる。
殻に粘液でできた膜を張り冬眠する。
外敵から殻に隠れる事で身を守り、また低温に強い。

ナメクジは殻がないので石の下に素早く逃げることができる。
また少量の食料で生き延びる事ができ、あまり体力を使うことが無い。
しかし乾燥や外敵、寒さには弱い。
冬になると湿気の多い石や木の根、葉の下に隠れ冬眠する。

カタツムリとナメクジの呼び名の違い
「 蝸牛」や「でんでんむし」、「 まいまい(舞舞)」とも呼ぶ。
ナメクジの他の呼び名は「ナメクジラ」、「 マメクジリ」、「 ナメラクジ」等がある。

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