違いと意味の目安箱

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検診と健診

検診と健診

検診と健診の違い

「健診」とは、健康診断のことを意味し、健康であるかどうかを確かめるものです。つまり病気かどうかを見ていくものであり、特定の病気を発見していくものではありません。
健診の結果、問題なければ当然いいことであり、その健診は有効だったということになる。受診率を上げ、その結果健康な人が多くなれば、それに越したことはないわけです。
しかし、運悪く病気の危険因子が見つかりリスクがあると判明した場合は、生活習慣を改善して健康管理に努めたりしなければなりません。

こういったように「健診」とは病気の予防として使われる言葉なのである。ちなみに人間ドックや妊婦さんの定期的に行う健診もこれに該当する。
一方、「検診」とは、特定の病気を早期に発見し、早期に治療することを目的としています。健診とは目的が大きく異なります。例えば「乳がん検診」「子宮頚がん検診」などのガン検診、検診の代表例として上げられます。

がん検診は主に保健所や病院などで実施されており、受けるためには予約や申し込みが必要ですが、受診するか否かについては個人の自由であり強制ではありません。
健康診断は法律で実施が義務付けられているものと、任意で行うものに分類できます。40?74歳の公的医療保険加入者をはじめ、学校健診、職場健診などがあります。任意で行う健康診断としては、人間ドックや脳ドックが挙げられます。職場の健康診断は会社側の負担で行われたりしますが、人間ドックは自己負担となります。健康診断や早期発見に繋がるガン検診は積極的に受診しましょう。

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