違いと意味の目安箱

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トラックとダンプカーは同じ?違いがあるなら何?

トラックとダンプカーは同じ?違いがあるなら何?

トラックとダンプカーの違いを明確にご存じの方は意外と少ないかも知れません。

「トラック」とは、貨物自動車全般の事を言います。
座席と荷台が分離しているタイプで、郵便局や宅配便の軽トラック等の小さいクルマや車両総重量が11トン以上で積載量が6.5トンもある大型のクルマもトラックになります。

「トラック」はエンジンや運転席などクルマを走らせるための装置を組み込んだ基本的な部分の「シャシー」と、荷台やミキサー、クレーンなど、その使い道によって異なる「ボディー」で構成されています。
「トラック」のボディーには種類があります。
「平ボディ」「ドライバン」「保冷バン」「冷凍バン」などがあり、使用目的に応じてボディにシャシーを組み合わせます。

ダンプカーと言うのは和製英語であり、正式にはダンプトラック(Dump truck)と言います。
砂利や土砂を運搬する車のことを指しますが、砂利や土砂も貨物であるため、ダンプカーもトラックの一種です。Dumpとは「入れ物の中身をあける」ことをいいますが、「ダンプトラック」は荷台がぐーっと斜めに持ち上がり、載せてあった砂利や砂を簡単に降ろすことが出来ます。

このためダンプトラックには必ず荷台を持ち上げる支点がついています。運転席の後ろと荷台の間がスペースがあり上の部分が運転席に少しかぶさっているのも見た目の特徴になります。
「ダンプトラック」は一般道を走行できる「普通ダンプトラック」と、一般道を走行することが出来ない「重ダンプトラック」があり後者は「不整地運搬車運転技能講習」などの資格が必要です。

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