違いと意味の目安箱

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さけると(避ける) と よける(避ける)

さけると(避ける) と よける(避ける)

さけると(避ける) と よける(避ける)の違い

さけるとよけるは根本的にまったく違います。まず言葉が違いまです。同じ漢字でもまったく意味は違います。どう違うのかというと、物理的なものか物理でないものかの違いです。詳しく説明します。
さけるというのは、人の心理状態や、チャンスやイベントなど、その日を逃れたいという気持ちで心理的な面で遠ざけることをさけるといいます。よく使われるのが、人をさける、マラソンの日をさける、デパートの渋滞をさげる、など心理的な面で使います。それをさけるといいます。

よけるというのは、予想もついているかと思いますが、物理的なものに関係しています。詳しくいうと、ボールをよける、人がきたからよける、危ないからよける、など人が心理的な面ではなくて自分自身が移動することをよけるといいます。さけるとよけるではまったく違います。

今年は正月もすぎて、正月の商店街やデパートはどこでも福袋の賑わいが多かったと思います。交通渋滞をさけると使った場合、交通渋滞が嫌だからやめるときに使います。交通渋滞をよけていくと使った場合は、交通渋滞でもデパートなどに行きたい場合に使います。ただ移動しながら行くだけです。

同じ漢字でもここまで意味が違うのは驚きました。ひらがなは違うけれど、同じ漢字だから意味もほぼ同じと思っている人も多いかもしれませんが、ここまで意味が違うことには正直びっくりしました。これからバレンタインがあるのでデパートの混雑はよけるに使うかさけるに使うか、もしくはすすんでいくか迷います。

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