「タクシー」とは、人通りが多い道路の徐行走行、いわゆる「流し営業」が出来、営業時間内であれば、駅前や病院などで乗車するお客様を待機することが自由である。
ただし、営業区域内に限るのである。もしこの営業区域内以外のところでの乗降をさせた場合には厳しい罰則がある。
タクシーには、メーターがお客様から見える所に設置されており、時間や走行距離で料金が発生する。
お客様は自動に開閉されるドアから乗降する。近年はサービスの向上により、自動ドアを設備していても、運転手が開閉するタクシー会社、あるいは個人の運転手によるサービスもある。
法律では、「タクシー」とは、一般乗用旅客自動車運送事業を経営する者がその事業の用に供する自動車でハイヤー以外のものをいう。とある。
一方、法律では「ハイヤー」とは、一般乗用旅客自動車運送事業を経営する者がその用に供する自動車で当該自動車による運送の引受が営業所のみにおいて行われるものをいう。とある。
タクシーもハイヤーも共に自由に開業出来ず、行政によって、事業の許認可が必要であり、タクシーとハイヤーとの区別はない。
「ハイヤー」とは、完全予約制であり、タクシーの様に流し営業や待機などは行わない。
ハイヤーが出庫して車庫に入庫するまでの料金が発生する。
タクシーの様にお客様から見える位置にはメーターを設置しておらず、旅客運送事業の許認可事業である事から法律の関係上、目立たない場所に設置されている。
見分け方の大きなポイントでいうと、タクシーは流し営業などでは目立つ事によりお客様からもわかりやすしているのが特徴であり、ハイヤーは目立つ必要はなく、目立たない色の車体が多いのが見分け方のポイントと言えよう。
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