レギンスとスパッツの違い

レギンスもスパッツも、下半身に穿く衣服の一種で外観に大差はない。薄い布地が体に密着するため、着用した時点で体型がはっきりとあらわになる。使用される生地は、ストッキングなどより厚手で透過することはない。

レギンスとスパッツの違い
レギンスは英語の「leggings」をカタカナ表記したものである。スパッツは英語の「spats」が元になっているが、英語本来の意味するものは靴を覆う泥はね避けである。脚絆や脛あてが英語本来の意図する「spats」であるが、日本国内ではそのような認識はほとんどない。2006年頃、ファッション業界を中心にそれまでスパッツと呼んでいたものをレギンスと呼ぶ働きかけがあった。現在では両者を用途や形状によって区別する場合もある。

レギンスとスパッツの見た目の違い
スパッツと呼んでいたものをレギンスと呼称しようとしただけなので外見に違いが発生するわけは無いが、スポーツのインナーウェアに使用されるものはスパッツ、ファッションとしてアウターウェアに使用されるものをレギンスと呼び分ける場合もある。用途から、スパッツは膝上までを覆い、レギンスはくるぶし近くまでを覆うものが多い。インナーウェアとして使用されるスパッツはその用途から黒一色のものが一般的に市販されている。

対してファッション性が重視されるレギンスは、カラフルな色彩やデザインが使われる場合が多い傾向がある。スポーツ用のスパッツ、ファッション用のレギンス共に、男性用の製品も存在する。