キャミソールとタンクトップの違い
キャミソールもタンクトップも袖のない腰までの衣類という共通点が存在するが、肩の部分のデザインと雰囲気に大きな違いが存在する。
キャミソールとタンクトップのデザインの違い。
キャミソールは肩の部分が紐状である点に特徴がある。肩の紐は首の部分や脇の部分とつながっていることが少なくない。もしくは、紐の部分だけ独立しており、肩紐と胸から腹あたりまでを包む布地という構成要素である。タンクトップは肩の部分は幅広の布地であり、胸から腹あたりまでを包む布地と一体化している。また、いずれも一枚で着用することが可能だが、布地の少なさからキャミソールは下着として利用されることの方が多い。
キャミソールとタンクトップの雰囲気の違い。
キャミソールはどちらかというとフェミニンな印象である。キャミソールを着用する男性はあまり見かけず、もっぱら女性向けで作られている。これは、キャミソールが女性用下着として登場したためという歴史的経緯があるためである。そのため、フェミニンで下着のような雰囲気が強い。それに比べてタンクトップは比較的男性的な雰囲気である。男性の着用するランニングシャツとタンクトップは同義であり、ランニングシャツというと下着をさすが、タンクトップ単体ならば下着ともアウターともとれる。布地の広さと、男性用下着からの連想で男性的な雰囲気が醸し出されている。しかし、キャミソールと違い、男女ともに着用することがあるのも特徴の一つである。
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