「おむつ」と「おしめ」の違いについて…
おむつもおしめも赤ちゃんの為や介護を必要とするお年寄りの為に使うものと、おおまかにしか分からなからない方も多いでしょう。
「おむつ」「おしめ」の由来には諸説ありますが、その起源は平安時代に遡ると言われます。
まず、おむつの由来ですが、もともとは襁褓(むつき)という赤ちゃん用の肌着のことで、それに「お」が付き「き」が消えた言葉という説と一反の布から6枚のおしめが作れたことから、おむつになった説とあります。
おしめの由来は、湿布(しめし)に「お」が付き、最後の「し」が消えた説です。
湿布(しめし)は湿りを取るため腰から下に巻く布のことだそうです。
もともとは赤ちゃん専用ではないという事です。
大手の紙オムツメーカーが紙おしめより紙オムツとしたのは、おしめの「湿る」よりおむつの「つつむ」のほうがイメージが良さそうだったから、紙オムツにしたそうです。
由来は無視されたことになります。
現代ではおむつの中のくくりにおしめがあるようにとらえられています。
おむつは赤ちゃん用、医療用、老人用に使われる時に使用して、おしめはやはり赤ちゃん用に限定されるのではないでしょうか。
結論を言うと、今はおしめという言葉はあまり使われなくなったように思われます。やはり布のおしめを使われる方が少なくなった現状と老人用介護で使う時に紙おむつと呼ぶので、断然おむつを使う頻度が世の中で多くなっているので、おしめが使われなくなってしまいました。
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