降りると下りるの違い
「降りる」と「下りる」は日本人でも使い分けが難しい言葉だと思います。話し言葉ではどちらでも問題なく話せますが、文章として書類などに書く場合漢字の変換をする時に困るでしょうね。
降りるの使い方としては…
降りるのは外れるという意味もあります。
ですから、例文としては庭の地面に霜が降りる。会社の重役から降りる。採算が合わないのでこの仕事から降りるなどの使い方が出来ます。
下りるの使い方は…
上から下に下りるというときに使うのがいいようです。3階から1階に階段で下りる。舞台の幕が下りる。店のシャッターが下りる。などがあります。
どちらを使うのか微妙な場面もあります。例えば、バスや電車、タクシーなどからおりるという場合はどちらを使えばいいのでしょうか?降車するということもありますし、下車するという風にいうこともあります。ですから、この場合のおりるは降りるというのが一般的ですが、下りるとしてもけして間違えではありません。しかし、このような微妙なニュアンスの場合は正直どちらでもいいのではないのかと思います。
日本語は本当に難しいですし、似たような漢字がたくさんあります。大人として正しい漢字をかけないと非常に恥ずかしい思いをしますが、こういう微妙な漢字の選択は辞書を引くのがいいと思います。インターネットなどで検索してしまうと曖昧な表現が多いのでしっかりとした国語辞典を参考にするのが一番いいことだと思います。
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