警視庁と警察庁の違い
類似語の中にはよく違いがわらないものがある。私たちが生活する中で自然と使用されるも「これ、一体なにが違うんだろう?」というものだ。
生活をするに当たって我々を守ってくれている「警察」についての言葉。
よくテレビ番組等で「警視庁」という言葉を使用し、色々な都道府県の警察活動が放送されているものを見かけたりしますが、実は必ずしも具体的な使い方をしているというわけでもないのである。
では具体的に「警視庁」とはなにか?警視庁とは具体的に東京都におけるそれぞれの警察署を管轄する機関の事で、この意味は他の道府県に影響するものではないのだ。
「警視庁は東京だけなの?」
答えはYESだ。実は警視庁は東京だけである。その他の道府県において警視庁にあたる機関は道府県の「警察本部」という表わし方になる。しかし機能は同様。
警視庁と警察本部は、その下のそれぞれの町にを管轄する各警察署、交番を管轄している機関となる為、より我々の生活に近い存在なのである。
今、「近い」という表現をしたが、それでは「警察庁」は近いのか。遠いのか。
その意味でいえば「遠い」。その理由は我々の活動に直接的に関わるものではなく、警察活動の監察、指導などを主な理由として存在する国の特別の機関だからである。例えば広域に及ぶ犯罪(連続強盗が逃亡中だとか、サイバーテロ、組織犯罪等)があった場合にはその警察活動の調整等の役割を果たすわけだ。
警視庁は都が管轄する東京都限定の警察機関。※他の道府県の表わし方は「警察本部」。
警察庁は国により近い機関で、日本の警察はちゃんとやっているか?こうしたらいいんじゃないか?と調整的な役割を果たす機関なのである。
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