違いと意味の目安箱

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テロとゲリラ

テロとゲリラ

テロとゲリラは意味合いは同じようなものだが定義が違う。

テロとは。
国家の軍と認定されていない組織も人やグループが不特定多数の人を攻撃するものである。攻撃する要因は政治的要因が主である。使われる武器は主に銃類、弾薬などであるが、近年は航空機をビルに突っ込ませたり、トラックで人ごみを暴走したりと多様化している。最近はネットで思想に共鳴してテロを起こす完全単独犯もいる。昔から主に政府に対する反乱組織の行動が多かった。サイバーテロと呼ばれるネットを通じて不特定多数の人に損害を与える行為もテロと呼ばれている。

ゲリラとは。
軍組織と認定されている部隊などが戦争や内戦などにおいて、予告なしに想定外の場所を攻撃することである。テロとは違いゲリラは戦争で、基本的には民間人は狙わない。戦争において先手を取るための奇襲作戦のようなもので、居住区は攻撃しないとかの暗黙のルールにのっとっている。

中東の組織はどちらになる。
イスラム国やアルカイダ、タリバンなどは自分たちは国家を樹立したり、国家を支配しているという声明は出すものの当然のように国家と認められていないし、戦闘部隊も軍とは認められていない、すなわちこれらの組織はテロ組織やテロ集団と呼ばれ、テロを行う組織と区別されている。

国家がもつ軍の無差別攻撃は。
もし近隣の国家の軍が他国の民間人や居住区に予告も無しに攻撃を仕掛けてきた場合は少し異なってしまう。両国が戦闘状態ならゲリラ攻撃と言えるが、戦闘状態でない場合は国家テロと称される。つまり宣戦布告をし戦争状態である場合と、そうでない場合によっても定義は変わってくるものである。

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