使用と利用の違い
ハサミを「使う」交通機関を「使う」両方とも使うという表現を使用するが、一方の交通機関では丁寧な表わし方として「利用」するとも自然と表現されている。
ではハサミの場合はどうだろうか。普段は「使用」という言葉を用いるが、それが自分の利益に繋がる場合にはハサミを「利用」させていただく。「利用」する。という言葉を用いる。
この二つはどのように異なるか。
使用は…道具を手足動かして何かにとりかかる事を意味している。
利用は…自分に利がある事を前提に手足動かして何かにとりかかる事を意味している。
よく「パシリに使う」という「使用」を意味する乱暴な言葉が慣例的に使われているが、自分の利益に繋がる事を人にやらせるわけなので「利用」の方が良い。しかし行動としては必ずしも良いものではない。
利益につながる具体例としては、スポーツクラブのトレーニングマシーンがある。
これは「使用」と言う言葉も用いるし「利用」という言葉も用いる。使用することで自分に体力向上という利用価値があるからだ。
つまりその行動が自分の利益となるか否かを自身で判断したうえで使われている言葉なのである。また、相手に対して何らかのサービスを推奨する場合。その人にとって良い利益があると見越している場合に「利用できますよ」という具合で使われる事もある。
ただし親しい間柄では「使えるよ」という具合で使用されている場合もある。
「使用」は手足などを動かして何かに用いる事。
使用することで利益が発生することを見越している場合には「利用」となる。
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