「延期」と「順延」のいずれも、決められた決定事項の日時を先延ばしすることですが、『延期』は決められた期限つまり前もって
決められた実行・完了すべき日時をちょっと未来へと遅らせることで、『順延』はすでに決まったスケジュールの実行の日時を順次に、
つまり次々に実行する時期を先延ばしすることです。
いずれも実行の時期(期日)を先延ばしすることに変わりはないのですが、延期、と言う場合は『この日(まで)にやるべきことを、●日
先あるいは●時間先に、行動を完了させる日時を変更する』と言った風に『先延ばしするけれど、実行し完了する日時をキチッと確定』
するようなニュアンスがあります。
例えば運動会や遠足、キャンプと言った、『晴天』でないと実行できないスケジュールが当日に荒天で実行できなかったとしたら、
『じゃあ、今度の●日●時に晴天だったら、その日に改めて実行する』、と、先延ばしした先のスケジュール日時を確実にするのが
『延期』と言う意味合いです。 例えば『雨天延期、翌週の●曜日に開催』と言った具合で、もしもその翌週●曜日も荒天だったら
『そのスケジュールは中止・停止』となります。
一方、『順延』にすると、実行・完了すべきスケジュールを『●日/●時までに』実行・完了させると言うことではなく、『今日までに
出来なかったら●日までに、もしも●日までに完了しなかったら、その次の◆日までに』と、遂行・完了の期日をズルズル先送りする
ことを意味します。 もしも運動会や遠足、キャンプなどの開催時期を『●曜日が雨天なら順延』としてしまったら、『●曜日(の●時)』が
晴天になるまで延々と待ち続けることになります。
Leave a Reply