経験と体験の意味・違いは？

経験とは…「実際に見たり聞いたりおこなったりして、まだしたことがない状態から、したことがあるという状態に移ること。またそれによって得られた技術や知識のこと。」という意味。

体験とは…「自分で実際に経験すること。また、その経験。」という意味。意味としては「体験」という言葉の意味に「経験」という言葉が入っており、同じ意味の言葉である。

日常生活での生活での「経験」と「体験」の使い方の違い。

意味がおなじである言葉であるが、日常生活では「経験」と「体験」は使い分けされている。例えば「私は海外に行った経験がある。」という文章。
これを「体験」に入れ替えた場合は違和感がある。「ものづくり体験教室」という言葉。これも「経験」と入れ替えると違和感がある。
私たちははっきりと日常生活で、「経験」と「体験」を使い分けている。
これらの使い分けてはどのように行っているのか。「経験」という言葉の中には過去という意味合いが含まれている。「体験」という言葉は現在あるいは未来の意味合いが含まれている。

他にも使い方には違いがあり、「経験」とはものごとを行って技術や知識を得てステップアップしたという意味合いがあるが、「体験」はただものごとを行った、行うといく意味しかなく、それによってら何かを得たという意味合いは含まれていない。
これらの意味合いを含めて「体験」と「経験」という言葉の違いを考えると、「体験」から何かを得ることで「経験」という言葉に変化するのである。「経験」とは「体験」より上位の言葉である。