
パフェとサンデーは、どちらもアイスクリームを使ったデザートである。
実際には明確な違いはないようだが、その主体・容器・発祥には違いがある。
パフェとサンデーの主体の違い
パフェの主体はアイスクリームとフルーツだ。
この二つを主体として、生クリーム・バタークリーム・チョコレートソース・シリアル・ナッツなどを加えてできたものがパフェである。
一方、サンデーの主体はアイスクリーム。
そこに、シロップ・チョコレート・フルーツソースなどをかけてできたものがサンデーである。
時には果物・ナッツ・生クリーム・砕いたクッキーなどをトッピングすることもある。
パフェとサンデーの容器の違い
パフェは細長いガラス容器に入っていて、サンデーは背の低い丸い容器に入っている。
いろいろなものを加えて、豪華に作るパフェには背の高い容器が合う。
パフェに比べてシンプルな作りで、ソースをかけたりトッピングをするだけのサンデーには背の低い口の大きな容器の方が合うのだろう。
パフェとサンデー発祥の違い
パフェはフランス発祥で、フランスではパルフェと呼ばれている。
パルフェは、卵黄に砂糖や生クリームを混ぜて型に入れて凍らせたものに、ソースや果物を添えて皿で提供する。
日本のパフェとは違うが、このパルフェにいろいろと手を加えて完成したものがパフェである。
サンデーはアメリカ発祥で、日曜日に贅沢なパフェを食べることを嫌っていた人たちに、日曜日でも売れるように質素に作ったものだと言われている。
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